黒潮カンファレンス

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黒潮カンファレンスとは

     千葉大学大学院医学研究院薬理学 安西尚彦教授が母校に戻ったことを契機として、これまで進めてきた「膜タンパク質」研究からさらにどのような展開が可能か、特にその応用を見据え、この先に何があるのか?を考える機会として企画され、千葉県の九十九里町で開催した研究会に端を発しています。 房総半島が面する太平洋は広く世界へとつながっております。黒潮の洗うここ千葉県を代表する海岸が九十九里浜です。日本列島に沿って北上した黒潮が日本を離れさらに太平洋を東へと向かう場所、九十九里町に集う者が日本から世界を目指し発信する、そんなイメージを持ってこの研究会は「黒潮カンファレンス」と命名されました。「異分野融合による創薬研究の前衛を目指して」をテーマに行われた第1回の研究会から、医学分野だけでなく、工学や理学などの幅広い領域の研究者が集い、異分野融合による新たな薬理学の学理および創薬を含めた応用研究につながる未来を目指した研究会を実施しています。